VERY-Q内にスタジオを作るという斬新な発想のもと始まった「91cm四方の世界最小のスタジオ構築」。

Vol.01ではVERY-Qの導入から組み立てまでをレビューして頂き、Vol.02では限られた空間にいかに機材を配置して行ったのかのノウハウを教えて頂きました。

VERY-Qスタジオ バックナンバー
[Vol.01] 
[Vol.02] 

Vol.01,02を経て完成したVERY-Qスタジオの写真はこちら。

 

このように、91cm四方の空間を自分好みの制作スペースに変えてしまったAccky氏。

Vol.03となる今回は、VERY-Qで実際に制作してみた使用感について、詳細にレビューを頂きます!

※そもそもVERY-Qとは?という方はこちら

 

[ Accky (アッキー) ]

シンガーソングライター。
楽曲の作詞作曲、アレンジ、ミキシングを全て自身で行っている。
個人の活動以外に、他アーティストのアレンジ、BGM制作も行っている。

 

VERY-Q VQP910スタジオの実力とは?

ー既にAcckyさんはこの中で作業をされているとの事ですが、実際の使用感などはいかがでしょうか?居心地やVERY-Q防音の効果など、この辺りは非常に気になるところです。

Accky-
スタジオ内の居心地ですが、想像以上に良いです。
いくつかその理由をピックアップすると…

「音楽への没入感が高まる」

制作時 & リスニング時ともに、周囲を気にせず音楽を楽しめます。
ドアを締めれば周囲の音も結構落ちるので、「さあ、作るぞ!」という気持ちのスイッチにもなります。
ただ、ドアを閉めた場合は密閉空間になるので、適度に換気とコーヒーブレイクを入れながら楽しんでいます。

ーなるほど、確かに周りの音が入り込まない事による集中力の向上は作品制作に良い影響をもたらしそうですね。換気の時間も、ある意味では作業のひとつの区切りとして考えられるので、ダラダラと中で過ごしてしまう心配もなさそうです。

「スピーカーでのモニタリングも可能」

モニタースピーカーとの距離も思ったより取れるので、普段デスク上で音をモニタリングしているぐらいの距離感は保てます。

モニターとの距離感

狭い空間で音を出すので、音が回ってミキシングしにくいかも?という疑問も上がりましたが、個人的にはそこまで気になりませんでした。

ー正直に言って個人的にはどう考えても狭いだろうと思ってはいたのですが…思いのほかディスプレイやスピーカーとの距離はある様ですね!

Accky-
はい。また、VERY-Qの吸音効果についても、かなり良好な結果が得られています。
録り音に関しては、先ほどもお話した通り、周囲の音もカットされることと、ブース内も反響しないので、自宅に居ながらしっかりとした録音ができています。

ーもともとがボーカルブース用の商品なので、そこは外さない感じですね。
外部に対する防音効果に関してはいかがでしょうか?

Accky-
これについてもかなりの効果を感じています。
今回は防音効果をブログを見ている皆さんにも体感して頂けたらと思い、ブース内の音量と、ブースの外(約1mぐらいの位置)からVERY-Qの扉を開閉した時の音量を比較できる動画を作成しました。

 

 

ー改めて動画で見ると、かなりの防音効果が見られますね。
店頭でも、ギターやボーカル、拍手などで防音性を試される方は数多くいらっしゃいますが、こうして中にスピーカーを置いて全くの同一音量で比較する機会というのは少ないので、私としても非常に参考になります。

Accky-
僕自身も、この動画を作った時にきちんとブース内外の音量差を確認したのですが、防音効果はしっかりと出ていることが伝わると思います。

ところで、基本セットだけでも防音効果はもちろんあるのですが、ブースの扉を締めた際にわずかに隙間が空いてしまうことがあります。そこで今回は「扉回り用防音テープ」も一緒に導入させて頂きました。

ドアの間のわずかな隙間

ーそうでした!
VERY-Qはドアも壁も柔らかい素材を使っているため、どうしてもドアを閉めた時に若干の隙間が出来てしまいます。
こちらの扉周り用防音テープは名前の通り、扉の周りにテープを貼ってVERY-Q内から漏れる直接音を無くしてしまおう、というコンセプトの製品です。シンプルながらこれが意外と、効果があるんですよね。

Accky-
そうですね、もともと宮地楽器の店頭デモではドア用テープありの状態で確認していたので、こちらも是非導入したいと考えていました。
貼り方は以前紹介されていた記事(http://miyaji-parec.jugem.jp/?eid=685)を参考に、ドアの内側にテープを張っています。

こうすることで、ドアの隙間をなくしてぴったりと閉じる事が可能です。
実際の効果を動画にしたものはこちらです。

 

直接音が防がれることで聴感上の音漏れ具合は改善されています。

ー単純に直接音が緩和されるだけでも、外での聴こえ方は随分変わります。
テープ自体も防音性能なので、外への音漏れは更に軽減出来ていますね。

このように、防音性にもこだわった結果、中音も外音も非常に高いレベルでまとまった作業スペースが構築出来たのだと思います。わずか91cm四方のボーカルブースをこの様にアレンジするとは、お見事です…。

まとめ ~制作環境も大事な作品~

ーさて、今回のVERY-Qスタジオですが、実際に制作されてみていかがでしたでしょうか?

Accky-
VERY-Q内スタジオ構築は成功だと感じています。

限られた空間の中で機材を配置するために、家具を探したりレイアウトを考えたり…それがうまく配置できた時は、探していたパズルのピースが見つかり、カチッとはまったような喜びがありました。これは、自分の音源が完成した時の感覚にも似てると感じました。

「いつでも本番テイクを録れて、音楽に没頭できる、隠れ処的なスタジオ」
こんなスタジオなので、スタジオ名は『KAKUREGA』にしようと思います。
 
作業スペースは限られていますが、枠に捉われない音楽を今後も続けていきたいです。

ーありがとうございました。

アーティストの数だけ制作環境がある中で、非常にユニークな自宅スタジオを構築されたAccky氏。連載はここで終了となりますが、VERY-Qスタジオの進化はまだ止まりません。

ここまで読んで下さった皆様、どうもありがとうございました!

 

なお、今回の記事で登場した製品はこちら。

VERY-Q/VQP910-Vocal Booth Set

VERY-Q/扉周り用防音マジックテープセット

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