こんにちは、宮地楽器RPMの「のすけ」です。

今回は入門用オーディオインターフェースとして「ARTURIA / MINIFUSE1」を特集させていただきます。

「高クオリティ・高コスパ・良デザイン」の三拍子が揃ったインターフェースで、筆者はかなりの推しです!

もし「オーディオインターフェース」自体がよく分からない!という方は、
下記の記事を一度お目通しいただけますと幸いです。

のすけ流!/はじめての作曲 Vol.1(オーディオインターフェースってなぁに?)

「のすけ流!/はじめての作曲 Vol.1(オーディオインターフェースってなぁに?)」

目次(クリックで移動できます。)

1.「MINIFUSEとは」
2.「ここが凄いぞ!MINIFUSE1」
2.1 デザインが良すぎる件
2.2 細かい機能を徹底解説!
2.3 実際に使用した上での、個人的な感想
3.「録音してみよう!」
4.「気になる付属プラグインは?」
5.さいごに 
 

1.「MINIFUSEとは」

「MINIFUSE」とは、フランスのメーカー「ARTURIA」から発売されたオーディオインターフェースシリーズです。
(ワールド発表:2021年9月末、日本発売:2021年12月)

2017年に同社の初となるインターフェース「AudioFuse」を発売して、4年。
その革新性とコンパクトなアクセシビリティを組み合わせたエントリークラスとして登場しました。

「あなたのアイディアをアートに変えるために設計されたオーディオ/MIDIインターフェイスのラインナップ」を掲げ、
シンガーソングライターからポッドキャストまで、あらゆるサウンドを手軽に収録可能にしました。

インプット・アウトプット数で展開がされており、
「MINIFUSE1」(1in/2out)
「MINIFUSE2」(2in/2out)
「MINIFUSE4」(4in/4out)と3種類展開・レギュラーカラーとして白黒2色展開されています。

今回は1in/2outの「ARTURIA/MINIFUSE1」をご紹介します。

2.「ここが凄いぞ!MINIFUSE1」

2.1 デザインが良すぎる件

まず目を引かれるのが洗礼されたスマートなデザインです。
接続すると光る青白色、ファンタム電源を入れたときの赤色が映えます。

背面もシンプルです。

さらに、154 x 100 x 43(mm)という筐体のコンパクトさが凄まじい。

前章でも取り上げましたが、圧倒的な小ささ・コンパクトさが大変魅力的ですね。

WOW!手のひらSIZE!

2.2 細かい機能を徹底解剖!

公式動画より内容を抜粋しながら解説していきます。

・フロントパネル
-INPUT-
フロントパネル部分には、マイクか楽器用ケーブルを接続するコンボジャックがあります。
マイクなら「XLRケーブル」・ギターやシンセなら「TSケーブル(標準ジャック)」を接続しましょう。

マイクレベルやラインレベルについては後日記事を執筆予定ですが、
簡単に言うと、、、

マイクレベル < インストレベル < ラインレベル と信号の大きさによって3種類分けられます。

ギターを録音するならギターボタン(Hi-Zボタン)をON!
コンデンサーマイクを使用するなら48VボタンをON!

とっても分かりやすいです。

-GAIN-
入力レベルによってノブ内のLEDが変化します。
入力レベルが適切だと青点灯に。極端ですが、入力レベルが大きすぎると赤点灯します。

 

-MONITOR-
ボリュームノブでは全体音量の大きさを調整します。
メーターが振れています。


-DIRECT MONITOR-

PCを介さずに自分自身の声を確認できる。すなわち
レコーディング時のモニタリングで遅延(レイテンシー)が発生しません。

伴奏通りに弾いても自分の演奏が遅れて聞こえてきたら、録音どころじゃなくなりますよね。
それを防ぐのがこの「DIRECT MONITOR」です。重要です。

OFFの状態だと、PCからの音声のみ聞こえ、
ONの状態だと、PCからの音声とマイクや楽器などの信号をモニターできます。


・リアパネル
-OUTPUTS-
アクティブスピーカーとの接続はリアパネルの標準ジャックのL/R ラインアウトに接続します。

-USBポート-
PCとの接続には、USB-Cポートを使用します。
USB-Aポートには、消費電流250mAまでのMIDIコントローラーやUSBデバイスを接続可能です。

試しに接続してみます。

とっても分かりやすいです。

-PCとの接続-
「MINIFUSE CONTROL CENTER」と呼ばれるソフトウェアを使用してPC上で操作することが可能です。

ライブ配信をする上で必要になる「LOOPBACK機能」の操作ができます。
LOOPBACKとは簡単に言うと、
PCで流している音をインターフェースに戻し、マイク入力とMIXして配信に乗せることです。


「MINIFUSE CONTROL CENTER」

インストレベルにするとギターマークが表示され、MINIFUSE1の該当ボタンが点灯します。(PC操作と連動)

さらにミキサー画面もあるため、PC上で簡単に操作ができます。
ライブ配信をやる人には手軽かも!!

2.3 実際に使用した上での、個人的な感想

コスパが良すぎる!!1万円台なのに機能が充実しすぎている。これが圧倒的感想です。

個人的に素晴らしいと感じた点を3点ご紹介いたします。

1.ノブの動き
これは実機を触ってみないと伝わないかもしれませんが、ノブの動きがとても良いです。
ノブを回すとき、内部の軸が回転し指先に仄かに伝わる重量感。
そのおかげで、音量調節が細かくできます。
全体的に安っぽくなく、むしろ1万円台なの?と感じることが多々あります。
これは、人間工学中心と謳っているメーカーならではの工夫かもしれませんね。

2.リアパネルのUSB-Aポートが便利
ノートパソコンやUSBを挿すところが少なく、取り回しに苦労するという方にとっては、
リアパネルでMIDIキーボードを接続することができるため、ポート数不足に悩まされずに済みます

3.なんといっても価格
DTMをはじめたい!となっても金額が高いと手が出しづらいですよね。
他メーカー製品と比較しても、本製品は安いです。

3.「録音してみよう!」

というわけで、実際に録音した音を聴いてみましょう。
コンデンサーマイク/ダイナミックマイク/ギター の3つです。

Audio technica /AT4040(コンデンサーマイク)

 

SHURE / SM58(ダイナミックマイク)

 

ギター/ライン録り

4.「気になる付属プラグインは?」

付属プラグインのご紹介です。
ARTURIAなだけあって、シンセサイザーが沢山登場します。

DAW
Ableton Live Lite
DAWソフト。作曲・録音・演奏などあらゆる制作を行うことができます。

プラグイン
Analog Lab Intro
80年代のビンテージシンセから力強いモダンサウンドまで、数百のプリセットを探索して、
受賞歴のあるキーボードエミュレーションからの刺激的なサウンドも操作可能です。

Arturia FX
豊かなプレート、リバーブ、ザラザラとしたアナログプリアンプ、クラシックなテープエコー豊かなステレオコーラスなど、スタジオクラシックを再現した4つのプレミアムFXプラグインでサウンドに彩りを添えましょう。

Native Instruments GUITAR RIG 6 LE
アンプ、キャブ、ディレイ、リバーブ、ストンプボックス、コンプレッサーを選択し、
ギタートーンをカスタマイズできます。

Auto-Tune Unlimited
業界で人気のボイスチューニングプラグインの 3 か月間サブスクリプションを利用可能。
※3ヶ月間トライアルとなります。

サンプルパック
Splice Creatar Plan
数百万もの高解像度ロイヤリティフリー サンプルにアクセスできます。
※3ヶ月間トライアルとなります。

豊富な音源が付属します。(2025年5月時点での情報になります。)

(引用)https://support.arturia.com/hc/ja/articles/4411322804242-MiniFuse-1-%E3%83%90%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2
即戦力になるものが沢山ありますね。

5.さいごに

「ARTURIA / MINIFUSE1」について熱量持ってご紹介させていただきました。
「圧倒的コスパ」とはまさにこのことを言うのだと痛感しております。
はじめてのインターフェースで悩んでいる方!是非選択肢の一つに入れていただけると大変嬉しいです。

記事内ご紹介製品

●ARTURIA / MINIFUSE1 WHITE

 

●ARTURIA / MINIFUSE1 BLACK

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