【シンセサイザー「ガチ試奏」展示企画】 Studiologic / Numa Compact 2x & Numa X Piano GT Reviewed by Staff ON

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RPM（Recording Proshop Miyaji）、シンセサイザー担当のOです。
話題のシンセサイザーを、ウーファー完備の最高のモニタリング環境で試奏できる【シンセサイザー「ガチ試奏」展示企画】
今回は、銀座十字屋ディリゲント事業部様のご協力により「Studiologic」の「Numa Compact 2x 」と「Numa X Piano GT 」を期間限定展示いたします！

展示スケジュール：2024/5/6まで

「Studiologic Numa シリーズ」とは

Studiologic はイタリアで本物の鍵盤を製作するメーカーの「FATAR(ファタール)」が手がけるブランドです。
ステージピアノやシンセサイザー＆オルガン、MIDIコントローラーなど高品質な鍵盤を活かした製品を展開しています。

「Numa」シリーズはStudiologicが手掛けるステージピアノのシリーズです。
クラス最軽量とコンパクトサイズを誇る88鍵盤ステージピアノの「Numa Compact 2」、「Numa Compact 2」に9本のドローバーとオルガンとシンセのサウンドエンジンを追加搭載した「Numa Compact 2x」、新しいハンマーアクション鍵盤や4パート構成、4チャンネル内蔵デジタルミキサー機能などを搭載した「Numa X Piano」、88鍵木製ハイブリッド・グレーデッド・ハンマーアクション鍵盤を採用したハイエンドモデル「Numa X Piano GT」といったラインナップがあります。

高品質な鍵盤と扱いやすい音源部分を組み合わせた点が魅力で、初めてのステージピアノにもサブ機にも適したおすすめの製品となっております。

製品概要＆実際に触ってみた感想！

RPM店頭に設置し、両製品を実際に触ってみました！

Numa Compact 2x

Numa Compact 2xは、Compactシリーズの集大成とも言える最新モデルです。今まで同様、クラス最軽量7.1kgのコンパクトな88鍵盤ボディに、従来の高品位サウンドエンジンである「大容量1GBサンプルメモリ（ピアノ、エレクトリックピアノをはじめ88音色）」に加え、9本のドローバーを新装備。「Numa Organ譲りのトーンホイール・オルガン・モデリング」「Sledgeのサウンドシンセシス」の計3つのサウンドエンジンを搭載。
高品位でクリアなサウンドを、内蔵スピーカーやヘッドホンでの演奏はもちろん、USB端子経由で、コンピューターやタブレットにデジタル音声として出力することも可能です。

実際に店頭で触ってみると、軽くてコンパクトな筐体に驚きました。
88鍵盤のステージピアノとしては非常に軽く一人でも簡単に設置が出来ました。奥行きも非常に短いため鍵盤を上下に重ねて設置しても操作盤が見えにくくならず、狭い部屋やライブ会場での設置の際に重宝しそうです。

つまみや鍵盤もしっかりした作りで安っぽさはありません。お求めやすさを実現しつつも、鍵盤メーカー「FATAR(ファタール)」の品質は損なわれていないといった印象です。

ドローバーの重さが絶妙で、長さは短いものの適度に重いため、微調整にも素早いサウンド変更にも適しています。低コストの電子楽器はつまみや鍵盤、フェーダー等が軽く、スカスカとした操作感になっている場合もあるのですが、Numa Compact 2xはしっかりとした作りで楽しく触れた点が個人的にお気に入りポイントでした。

操作に関してはサウンドの選択からエフェクターの調整まで、全てがシンプルにまとめられており、まったく迷いませんでした。「SOUND BANKS」と隣のつまみで音色のジャンルとプリセットを選択し、エフェクトの調整をしたら直ぐに演奏が可能です。

また、サウンドロード時の待機時間が非常に短く、次々と音を試していける点も魅力です。こちらは普段の操作で煩わしさが無いのはもちろん、ステージでも使いやすかと思います。

サウンドに関してはピアノやオルガン系の音を中心に高品質なものがたくさん用意されています。これらのサウンドを手軽に扱えるのが Numa Compact 2 及び Numa Compact 2x の最大の魅力です。オルガンやシンセはドローバーを用いた音色の作り込みが可能なため、音に少しこだわりたい方はドローバー搭載の Numa Compact 2x 、とにかく手軽に使い方は非搭載の Numa Compact 2 が向いているかと思います。

Numa Compact 2x は全体を通して「扱いやすさ」が徹底されており、手軽に高品質なサウンドを演奏できるステージピアノです。コンパクトで軽量な筐体は運搬や設置が非常に簡単で、学生さんや女性の方でも簡単に持ち出すことが出来ます。バンドや音楽制作など初めたく「最初の1台」を探している方、手軽に持ち出したり思いつたフレーズをサッと試せる「サブ機」をお探しの方等におすすめしたい商品です。

Numa X Piano GT

Numa X Pianoシリーズは、新開発のパワフルなサウンドエンジン、内部音源や外部MIDIに簡単にアサインできる4パート構成、4チャンネル内蔵デジタルミキサー、USBオーディオインターフェース、史上最高のタッチなど先進的な機能を搭載した、究極のステージピアノです。
ハイエンドの機能、サウンド、エフェクトが、直感的かつ効果的な方法で設計、構成されており、あらゆる場面で、最高の演奏感を提供します。
Numa X Piano GTは、最新の88鍵木製ハイブリッド・グレーデッド・ハンマーアクション鍵盤を採用したフラッグシップモデルです。

Numa X Piano GT は Numa Compact 2x に比べて、パート数や内蔵デジタルミキサーといった様々な要素が追加されていますが、Numaシリーズ特有のシンプルで扱いやすいデザインはしっかりと踏襲しています。

なお、シンセ/オルガンサウンドの作り込みに使用できるドローバーは非搭載となっています。Numa X Piano GT は基本的にはサウンドのレイヤーとエフェクトで自身に合った音色を作っていく形になりそうです。

「SOUND BANKS」からジャンルを選びエンコーダでリストから音色を選択する仕組みは Numa Compact 2x と同様、非常にわかりやすくまとまっています。また、「FAVORITES」ボタンが追加されているため、気に入ったサウンドを直ぐに呼び出すことが出来ます。

更に、サウンド管理やエフェクター部分のつまみにはプッシュ機構が搭載されているため、より直感的な操作が可能になりました。説明書なしでも4つのレイヤーサウンドを選んで重ねて演奏できる直感的なUIは本当に魅力的です。

FATAR社製TP/400 WOOD を使用した木製ハイブリッド・グレーデッド・ハンマーアクション鍵盤は比較的ピアノライクな作りで、重すぎず演奏しやすい重量感になっています。

サウンド面に関しては、レイヤー数が増えたことでより様々な表現が可能になっています。ピアノ、Guitarなど生楽器系のサウンドにPadなどのシンセを乗せたプリセットが多く、バンドでの演奏はもちろん劇伴等のアレンジメントといったシーンにも合いそうです。生の鍵盤楽器をメインに使用し、アクセントにシンセやオルガンを使用したい様な方にはピッタリのサウンドラインナップかもしれません。

内臓のデジタルミキサーは、ゲイン調整、イコライジングにより、4chの各オーディオ入力を個別にフルコントロール出来ます。また、各チャンネルからマスターエフェクトにもアクセス可能で、マスターEQにより最終的なミックスを調整することができます。バンド練習や複数の機材を使用するライブセットの母艦として、様々な場面で活躍できそうな機能です。

以上、Numa Compact 2x & Numa X Piano GT のレビューでした。Numaシリーズは扱いやすさと機能をバランスよくまとめ、高品質なステージピアノを比較的低コストで導入できるシリーズです。

是非、キャンペーン期間中に当店までお越しいただき、ご試奏いただけますと幸いです！

【展示企画連動プレゼントキャンペーン】

2024年4月の展示期間中は以下の商品にプレゼントが付属します！

Studiologic/Numa X Piano GT → STAY Tower/02 Blue (スタンド)

Studiologic/NUMA X PIANO 88 → SOFTCASE SL88(ケース)

Studiologic/NUMA X PIANO 73 → SLP3-D (サスティンペダル)

是非ご活用下さい！

●Studiologic