<キャッチコピー!>

アクセル全開・歪みGIGA MAX

<製品3モジュール>

Looptrotter/EMPEROR 500 Limiter

Retro Instruments/500PRE

Black Lion Audio/Bluey 500

<この組み合わせを選んだ理由!>

プラグインでは表現できない最後の砦といえば美しく、激しい歪み感です。

こういった実機で得られる歪み感をうまく利用することで一見単独では破綻しているように聞こえても、全体に混ざるとあら不思議、耳に刺さることもなく、抜けて目立たせることができます。

今回は恐れることなくレベルを突っ込んだ先に得られる極上の歪み感が得られるような、おすすめ3選をチョイスしました。

 

まずはLooptrotter/EMPEROR 500 Limiter

リミッターってステレオでマスターにかけるものって思ってませんか?

実はドラムやボーカル、ギターに使っても非常に面白い効果が生まれます。

いわゆるレシオ無限のコンプとして、レベルを一定に保ってくれるほか、

スレッショルドを超えてリダクションが増えると同時に音楽的な歪み感が得られます。

通常コンプ(リミッター)はエネルギーの大きい低音から引っかかってしまい、音像が引っ込んでしまうという現象が起こりがちですが、この製品は独立したHi と Lo2基のサイドチェインフィルターによりこの現象を回避できます。

またHiを強調するサイドチェインフィルターはインプットを突っ込んで耳に刺さりがちな帯域から潰してくれるので非常に耳障りの良い歪み感となります。

個人的にはドラムのルームマイクorキットマイクをぶっ潰して、ドラムのバスに少しずつ混ぜて、オーガニックでオープンな質感を作るのが大変好みです。

 

次にRetro Instruments/500PRE

500シリーズで真空管マイクプリで最も人気であろう本機種。

あの限られたスペースに真空管を3本も搭載したモンスターマシンです。

500Preの魅力はまず、歪むか歪まないか、ギリギリのところで得られる一見クリーンに聞こえる倍音感です。

GainをLowに設定しInputを少しずつあげてみましょう。そうするとあるところで急激な歪みに変わります。

このポイントのすこし手前で止めてみると曲中で抜けてくる心地よいサウンドが得られます。ボーカルやリードギターに最適ですね。

また大きく突っ込んだ時に得られる、上質なペダルエフェクターのようなオーバードライブ感も大きな魅力です。

思い切ってGain Highに設定し、アクセル全開でインプットをあげましょう。

そうすると完全にエフェクターな歪み得られます。ある種飛び道具的にベースやシンセに使うと太さが損なわれない極上の破壊が生まれるでしょう。

 

最後にBlack Lion Audio/Bluey 500

CLAの「スコーン」という抜けてくる象徴的なドラムサウンドを担っているコンプを500シリーズに収めてしまった本機種。

やっぱりロックといえばこう来なくっちゃという、ぐいぐい前に来る、ドライで抜けの良いサウンドが得られます。

やはりスネアにかけた時の「あの音」感は凄まじく、魂のこもった音に心揺さぶられます。

これも恐れずに潰して、その分Dry信号をミックスして戻すと骨格と抜け両者のバランスのとれたサウンドも作れます。

ボーカルにはハイレシオで、リリース長めで歪ませず均す用途で使うと、洋楽のロックのサウンドが簡単に作れてしまいます。

シンプルなツマミしかないですが、様々な名盤のサウンドがこれ1台で作られていることを考えると、たくさん触ることでいろんな発見ができそうです!

これらを直列で繋ぐと一体何が起こるのでしょうか、、、?

ぜひRECから攻めた音作りを目指しましょうPart 2!

share

CONTACT

お問合せ/ご来店予約/
買取申込/みくスタ予約