Review
もしもAPIモジュールを3台しか選べないならこれを買う2023 !!「スタッフ:MT」編
<キャッチコピー!>
「私、失敗しないので」 ☆ ド ク タ ー R P M セ ッ ト ☆
<どんな人にお薦め?>
・アウトボード入門の方!
・クラシックやジャズといった歪みや色つけがあまり必要ない、アコースティックな音楽な音楽を作っている方!
・クリーンで無駄のない洗練された音作りをしたい方!
<製品3モジュール>
Rupert Neve Designs/Portico 511
Solid State Logic/500 Series E EQ Module
<この組み合わせを選んだ理由!>
「過度な歪みや、色付けは避けたい!」
「クリーンな音作りがしたい!」
「アウトボード触ったこと無くて今回初めて触るんだけど、微妙なテイクになるのを避けたいなぁ〜」
そんな方々の力になれるような万能なチャンネルストリップセットを考えました!
クリーンで色付けのないキャラクターの製品を選んでいるので、クラシックやジャズと言った音楽をされている方の現場に向いてます。
アコースティック楽器の処理に最適です!
また、どの機材も扱いやすく、基本に忠実な使い方ができるので、アウトボード入門機セットとしても非常にオススメです。
それでは3点、ご紹介していきましょう!
■Rupert Neve Designs/Portico 511
まずはマイクプリ!
ニーブ系の中では珍しいくらい癖がない、クリーン系のプリ、Portico 511です!
低域から高域までくっきりはっきり癖なく録ってくれます。
クリーン系の500プリといえばSym Proceed/SP-MP500やMillennia/HV-35 for API 500等もありますが、ここであえて511を選んだのは、ある程度のキャラ付け要素も念のため欲しく、SILK(RED)を搭載している点が便利だと感じたからです。
※SILK(RED)とは??
→中高から高域の倍音を強調し、サウンドに輝きを与える魔法のスイッチです!
お次はコンプです!
色付けがあまりなく、入門機として名高いRNC500は、ドクターRPMセットには必須です!(ちなみにRNCはReally Nice Compressorの略です!)
透明度が高く、音の変化がはっきり明確に聞いて取れるため、設定はとてもし易いです。
また、少し強めに設定しても過度な破綻はしません。
そして本機特有の機能、スーパーナイスモードはとても心強い味方になってくれるはずです。
この機能を使えば、色付けなくコンプを実行し、高域のロスを一切感じることなくゲインをかせぐ事ができます。
また、基本に忠実な仕様のコンプだからこそ、これを使いこなせれば他のコンプに買い替えても設定を迷うことがなくなるかと思います。
■Solid State Logic/500 Series E EQ Module
最後にEQをご紹介!
クリーン系のEQでわかりやすいEQと行ったらまず本機が挙がります!
かかりが強く、音の変化がわかりやすいので、極端な掛けを避けることができます。
EQにもコンプにも言えることかと思いますが、何か意図がある場合を除き、必要以上に掛けすぎないことが大事です。
SSL特有のどんな楽器やジャンルにも使える癖のない、敷居の広さが本セットの最手段に本機を選択した最大の理由です!
如何でしたか?少しでもご参考になれていれば嬉しい限りです!
500はいろんな組み合わせが楽しめるのが醍醐味!今回ご紹介したのは数ある組み合わせのほんの一例です・・・!
ぜひご自身の理想のセットを見つけてください〜!