このたび宮地楽器RPMでは、かねてより国内取扱を期待されていたドイツ発のオーディオブランド Kii Audio のアクティブスピーカー Kii SEVEN の取り扱いを開始いたしました。

Kii Audio「Kii SEVEN」は、独自の指向性制御技術「Active Wave Focusing™」を搭載した、ドイツ発の3ウェイ・フルアクティブスピーカーです。1台あたり600Wのアンプと高度なDSPを内蔵し、コンパクトな筐体ながら、低域の指向性制御と高精度な音楽再生を実現。レコーディングやミキシングなどの音楽制作から、ホームオーディオまで幅広い用途に対応します。

本記事では、Kii SEVENの特徴や機能、実際に試聴したRPMスタッフの感想をご紹介します。

Kii SEVEN の概要

【Active Wave Focusing™】低域までコントロールする、Kii独自の指向性設計

一般的なスピーカーでは、低音が壁や部屋に広がり、反射音が再生音に重なることで、低域の聴こえ方や音像が設置環境に左右されることがあります。

Kii Audioは、前面・側面・背面に配置された複数のドライバーを、専用アンプとDSPで個別に制御。独自の Active Wave Focusing™ によって、特に制御が難しい低域でも不要な側方・後方への放射を抑え、部屋の影響を受けにくい再生を目指しています。部屋の音を後から補正するのではなく、スピーカー自体の放射特性を制御するという考え方です。

この設計は、置き場所を検討しやすくするだけでなく、音量を絞って聴くときにも魅力を発揮します。小音量でも音像や帯域バランスを保ちやすく、ボーカルの表情や楽器の余韻、映画の細かな音まで自然に楽しめるよう設計されています。夜間などの大きな音を出しにくい環境でも、音楽の細部に耳を傾けられるのはうれしいポイントです。

DSPと専用アンプが、システム全体を一体制御

Kii SEVENは、スピーカーユニット、専用アンプ、DSP、エンクロージャーを一体で設計。DSPがクロスオーバー、位相、タイミング、周波数特性などを統合して制御します。各ドライバーの力を個別に引き出しながら、システム全体として音楽信号に忠実な再生を追求しています。

小型の筐体に、複数のドライバーと1台あたり合計600Wのアンプを搭載。サイズを抑えつつ、豊かな音量とダイナミックな表現を支えます。

 

Kii CONTROLで、入力切替や音量調整、低域の設置補正まで

専用コントローラーである Kii CONTROL を使えば、Kii SEVENの入力切替や音量調整を手元で操作できます。スピーカー本体に備わったアナログXLR入力とは別に、Bluetooth、USB、同軸デジタル(COAXIAL)、光デジタル(OPTICAL)の入力を追加することができ、Kii CONTROL のボタンをタッチすることで入力ソースの切替を行うことができます。複数の機器を接続したい方にも便利な仕様です。

また、設定を保存できるプリセットにも対応。EQ設定などをまとめて呼び出すことができますので、日々の操作をシンプルにまとめられます。

Kii CONTROL で操作できる機能の中でも、興味深いのが Boundary EQ です。一般的にスピーカーを壁や部屋の隅に近づけると、壁からの反射音が直接音に重なり、低音が必要以上に強く聴こえることがあります。Kii SEVENは独自の指向性制御で部屋の影響を抑える設計ですが、特に低い帯域では壁やコーナーの影響が残る場合があります。

Boundary EQは、設置場所に応じて低域のエネルギーを調整し、壁やコーナーによる低音の膨らみを補正する機能です。Active Wave Focusing™によって無指向性へ移行する低音の帯域を対象に調整します。

左右のスピーカーが同じ条件にある場合は連動して調整でき、左右で壁までの距離が異なる場合は個別設定も可能です。設置環境による低域の偏りを整えることで、キックやベースの輪郭、音楽全体のバランスを聴き取りやすくします。

部屋の広さや壁の材質、スピーカーとの距離によって最適な設定は変わります。まず設置状況に合わせた目安から試し、聴き慣れた音源で低音の量感と締まりを確認しながら調整するのがおすすめです。スピーカーの置き場所を大きく変えずに、部屋に合わせて低域の鳴り方を追い込めるのは、Kii SEVENならでは機能です。

 

日々のリスニングを、もっと自由に

Kii Audioは、プロフェッショナルスタジオとホームオーディオの両方を想定して設計されています。録音・ミキシング・マスタリングに求められる高い再現性と、家庭で音楽を楽しむための自然で忠実な音楽再生を両立。プロの制作現場からリビングでのリスニングまで、用途を問わず一貫した再生品質を提供します。

Kii SEVENは、Spotify Connect、TIDAL Connect、Qobuz Connect、Bluetoothによるワイヤレス再生に対応しています。また、Roon Tested認証を取得しており、Roon対応システムと組み合わせて快適に音楽を再生することができます。

専用アプリ Kii Home により、音量調整や入力切替をはじめ、スピーカー設置位置に応じたDSP設定や各種システム設定をスマートフォンやタブレットから直感的に操作できます。エンジニアリングがひと段落した際には、お気に入りの音楽や映画を鑑賞する….そんなライフワークが浮かびます。

 

スタッフが試聴した感想

概要のご案内は以上とし、ここからはスタッフが実際に試聴した感想を記載します。

徐々にコメント増やしてまいりますが、立場の近いスタッフの感想などがご参考になれば幸いです。

 

スタッフKR

RPM店舗の店長として、日々幅広いお客様からご相談を頂戴しております。いまは本業や子育てが忙しくなかなか制作まで手が回っておりませんが、過去私自身もクリエイターとして作編曲を行ったり、クリエイター仲間のミックス依頼を受けておりました。

Kii SEVENを試聴して、サイズ感から想像できない低音域の解像度に驚きました!Kii SEVENのサイズは約20 × 31 × 31cm。一般的な6〜7インチのモニタースピーカーとほぼ同等のサイズ感でありながら、試聴した際にはサブウーファーを思わせるほどの低域再生能力を感じました。(公表スペックでは周波数特性40Hz(-3dB)~と記載されておりましたが、スウィープ音で実際にチェックすると、20Hz台から綺麗に再生できていることが分かります!)

コンパクトでありながら優れた解像度を備えたKii SEVENは、特に自宅などの6畳程度のニアフィールド環境での作業が中心であるクリエイター、エンジニアの方に刺さるスピーカーかと思われます!

 

スタッフST

法人営業担当として、プライベートスタジオから商業スタジオまで、機材選定のご相談を数多く承っています。自身はベースプレイヤーでもあります。

Kii SEVENを試聴して、センターに定位しているソースの際立ち/解像度がスゴイと感じました。シンガーソングライターやボーカリストの皆様が、作曲をする際にとてもマッチする商品だと思います。

 

ご購入はこちらから

Kii SEVEN は、宮地楽器RPM 店頭および、オンラインショップにてご注文を承っております。

カラーバリエーションは「Fine Touch Dark」と「Fine Touch White」の2種類。

また、高さ698.5mmの専用スピーカースタンドもラインナップされております。

↓オンラインショップはこちら

https://shop.miyaji.co.jp/SHOP/140348/240144/list.html

 

お問い合わせ先

Kii SEVEN に関するお問い合わせ・ご試聴希望につきましては、下記フォームよりお願い致します。

店頭にはKii SEVENの試聴機を常設しておりますので、ご来店いただけましたら防音室内にてじっくりとご試聴して頂けます。

なお、スピーカー試聴のための防音室はスケジュール混み合うことが多いため、ご来店予約を推奨しております。

お問い合わせ・ご来店予約・買取申込フォーム

 

国内代理店、本国メーカーサイトのご案内

↓日本国内での輸入代理店は、キクタニミュージック株式会社様です。

Kii Audio

↓Kii Audio 本国メーカーサイトはこちら

https://www.kiiaudio.com/

 

↓Kii SEVEN 英語マニュアル

https://www.support.kiiaudio.com/support-center-kii-seven

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