どうも、のすけです。

「見た目で選んだら失敗した…」
「高いの買ったのに、思った音と違う…」

DTM初心者あるあるです。

でも大丈夫!
宮地楽器RPMでは購入前の試聴体験が可能です。

あなたの「これだ!」と自信を持って言える音、一緒に見つけましょう。


目次(クリックで移動できます)

第一章 ヘッドホンの種類

ヘッドホンにはさまざまな種類があり、選択肢が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。

しかし、構造の違いで大きく分類すると、ヘッドホンは主に2つのタイプに分けられます。
それが 「開放型」と「密閉型」 です。
※なお、半開放型(セミオープン型)というタイプも存在しますが、今回は分かりやすくするため省略します。

左から「Audio Technica/ATH-R50x」「Audio Technica/ATH-M50x」

開放型と密閉型の違いをできるだけシンプルに説明すると、
「ハウジング」が開いているか、閉じているかという点です。
外見上でも、この構造の違いが見分けるポイントになります。

ここでいう 「ハウジング」 とは、ドライバー(音を鳴らす部分)を覆っている外側の構造部分のことを指します。
いわば、ヘッドホンの背面カバーのようなパーツです。

ヘッドホンの各部位・構造についてはAudio-technicaさんの紹介記事にて非常に分かりやすく紹介されています。
是非一度ご参照ください。

(引用)Audio-technica/Headphone Earphone Navi
https://www.audio-technica.co.jp/headphone/navi/whatis/02-01.php


第二章 開放型と密閉型どっち選べば良いの?

次に、開放型と密閉型の選び方についてです。

結論から申し上げると、ボーカル収録には「密閉型」がオススメです。

理由はとてもシンプルで、
密閉型は音が外に漏れにくい構造になっているためです。

ヘッドホンから鳴っている伴奏やクリックの音をマイクが拾いにくくなるというメリットがあります。
一方で開放型は構造上、音が外へ抜けやすく作られています。
そのため、ヘッドホンで聴いている伴奏やクリックの音が外に漏れ、それをボーカル用のマイクが拾ってしまう可能性があるため、
特に静かなパートや余韻の部分では、その音漏れが意外とはっきり録音されてしまうことも少なくありません。

レコーディング現場では密閉型ヘッドホンが定番になっています。

では、

「歌は録らないよ!」
「打ち込みオンリーです!」

というDTMユーザーの場合はどうでしょうか。

結論から言うと、開放型・密閉型どちらを選んでも問題ありません。

打ち込み中心のDTM制作(いわゆる「宅録ミックス作業のみ」)であれば、マイク録音を行わないため音漏れを気にする必要がほとんどありません。
開放型・密閉型のどちらを選んでも制作自体に支障はなく、自分の作業スタイルや好みに合わせて選ぶことができます。

しかし「どちらでもOK!」と言われると、逆に選びづらいと感じる方も多いかもしれませんので、
私からひとつだけ基準となる考え方をお伝えします。

それが、
「作業スタイルに合わせて選ぶ」という考え方です。

例えば、長時間の打ち込みやミックス作業を行うことが多い方には、
圧迫感が少なく自然な音の広がりを感じやすい開放型ヘッドホンが向いている場合があります。
一方で、周囲の生活音をできるだけ遮断して作業に集中したい場合や、低音の輪郭をしっかり確認したい場合には、密閉型ヘッドホンの方が使いやすいと感じる方も多いでしょう。

つまりDTMユーザーにとって重要なのは、
「どちらが正しいか」ではなく、「自分が作業しやすい環境を作れるかどうか」が鍵になります。

ざっくりと開放型と密閉型の違いを下記にて、まとめてみました。

※あくまで「傾向」です。
最近は「開放型なのに低音バッチリ」なんてモデルも普通にあります。

第三章 ヘッドホンを選ぶ時に見るべきポイント

ヘッドホンを選ぶとき、これまでご紹介した開放型・密閉型だけでなく、日常的に使いやすいかどうかも大切なポイントです。
ここでは、初心者の方が特に注目すべき3つのポイントを紹介します。


1.装着感や重量

長時間ヘッドホンを付ける場合、装着感や重量は非常に重要なポイントです。

・軽量で柔らかいイヤーパッドのものは長時間の作業でも疲れにくい
・ヘッドバンドが硬すぎると頭が痛くなることがある一方、適度な密着感があるほうが音のピントが合い、聞き取りやすくなる

といったことがあります。

2.片出しか両出しか
ヘッドホンのケーブル接続方式も、使い勝手に大きく影響します。

・片出しケーブル

片側のイヤーカップからだけケーブルが出ているタイプです。
取り回しがしやすく、DJ用途やモニター用途でも扱いやすいのが特徴です。

・両出しケーブル

左右両方のイヤーカップからケーブルが出ているタイプです。
音質面で有利とされていますが、ケーブルが絡まりやすいと感じる場合もあります。

3.イヤーパッドの種類
ヘッドホンは、イヤーパッドの形状によって装着感や音の聴こえ方が変わります。
代表的なタイプとして「オンイヤー」と「オーバーイヤー」があります。


・オンイヤータイプ

イヤーパッドが耳の上に乗るように装着するタイプです。
本体が比較的コンパクトで軽量なモデルが多く、持ち運びやすいのが特徴です。
一方で、耳に直接圧力がかかる構造のため、長時間使用すると疲れやすい場合があります。
また、遮音性が低めで音漏れが起きやすい点にも注意が必要です。

・オーバーイヤータイプ
イヤーパッドが耳全体を包み込むように覆うタイプのヘッドホンです。
ハウジングが大きく、イヤーパッドが耳をしっかり覆う構造のため、音に包まれるような臨場感のあるサウンドを楽しめます。
また、外部の音を遮りやすく、遮音性が高いのも特徴です。
その反面、サイズが大きくなりやすく、持ち運びにはやや不向きな場合があります。

4.ハウジングの素材

ヘッドホンの音質はドライバーや内部構造だけでなく、ハウジング(イヤーカップ)の素材によっても大きく影響を受けます。
ハウジングはドライバー背面の空気の動きや振動の伝わり方に関わる重要な部分であり、素材によって共振の仕方や音の響き方が変化します。
代表的な素材としては、

・木材
・金属(アルミニウムやステンレスなど)
・樹脂(プラスチックやポリカーボネートなど)

といったものが挙げられます。

例えば、、、、、
TAGO STUDIO/TAGO STUDIO T3-01 は、ハウジング部分に国産の楓材を採用しています。
楓材は楽器でも良く使用される木材で、モニターサウンドに有利な原音に忠実かつナチュラルな響きが得られます。

Denon/AH-D5200は、ゼブラウッドをハウジング素材として採用しています。
高い硬度が特徴であり、圧倒的な透明感とディテールの緻密な描写を可能にしています。

Audio-Technica/ATH-R50x では、アルミニウム製のパンチングメッシュを採用しています。
金属素材は剛性が高く不要な振動を抑えやすいため、ナチュラルで空間的な広がりのある音を再生します。

このようにヘッドホンのハウジング素材は、単なる外装ではなく、音質やキャラクターを左右する重要な要素のひとつです。
そのため多くのメーカーが素材選びにもこだわり、それぞれの音作りに活かしています。

・TAGO STUDIO/TAGO STUDIO T3-01
https://tagostudio.com/headphones/t3-01.php

・Denon/AH-D5200
https://www.denon.com/ja-jp/product/over-ear-headphones/ah-d5200/AHD5200.html

・Audio-Technica/ATH-R50x
https://www.audio-technica.co.jp/product/ATH-R50x


さいごに

・種類を理解する
・用途で選ぶ
・装着感や重量など使い勝手を意識する

この3つだけ押さえれば失敗しません。

宮地楽器RPMでは、購入前のヘッドホン相談を承っております。
お気軽にご相談くださいませ!

ヘッドホンは価格によって性能や装着感が大きく変わります。
価格帯ごとのオススメについては今後の記事で紹介いたしますので、お楽しみに。

前回の記事はご覧になりましたか?もし「まだだよ!」という方は是非ご覧くださいませ。

「のすけ流 はじめての作曲 Vol.1(オーディオインターフェース基礎編)」

 

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