制作環境で「音にこだわる!」「インスピレーションを与える!」そんなペダルを集めた企画がスタートしました。
記事内容は、随時更新中!

企画のコンセプト

プラグイン化、デジタル化が普及した現代の音楽制作環境。
便利になったはいいものの、「なんか音がしっくりこないなあ…」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
当店 (Recording Proshop Miyaji) ではそんなお悩みを持つ方に、
今までは「アウトボード」と呼ばれる、ラック機材をご提案してきたわけですが、
最近はペダルサイズの機材等も完成度が高いぞ!ということで、ペダル機材の取り扱いを拡充することを決定致しました!

思わず唸ってしまう実機ならではのアナログサウンドをもったペダル、
フィジカルで操作することができ、直感的なインスピレーションを得られるペダル、
などなど、RPMスタッフが選りすぐった商品を取り揃えておりますので、ぜひご来店・ご試奏希望お待ちしております。

試聴の流れ

 
1.ご来店予約!
試聴希望の際は、ご来店予約フォームよりご予約頂けますと幸いです。

・ご希望機種に合わせて詳しいスタッフをアサイン!
・ハイエンドスピーカー常備の防音室をご用意!
事前セッティングにより、ご来店後すぐに試聴開始!
といった利点がございます!

「具体的なご相談内容」の項目に、「RPM流PEDAL企画の試聴希望」とご記入いただいた上、
気になるエフェクターや、自身のセットで困っている点など、ご相談内容をご記入ください。

※直接ご来店いただいた際もご対応は可能ですが、業務状況によりご対応が難しい場合がございます。

2.気になるエフェクターをチョイス!

一時間の間、店頭のペダルを試し放題!
店頭の気になるペダル同士を比較したり、お持ちのペダルとの相性を確認したり…
自由な繋ぎ方で試聴用ペダルボードをお組みいただけます!
また、「こういう音がほしい」とご相談いただけましたら、スタッフがお勧めのボードをお組みします!

3.お好みの方法で試聴!

試聴用ペダルボードが完成したら、お好みの方法で試してみましょう!
●試聴セッティング例
・ギターやシンセを直接繋いで演奏
・オーディオ素材を持ち込み、インターフェースを経由してエフェクトを試聴
・マイクを用いてボーカルを掛け録り
等、様々な方法でペダルの試聴が可能な上、気に入った音ができたら録音も可能です!
※「RPM流!PEDAL企画」の試聴時間は原則一時間とさせていただきます。(セッティング時間は含みません。)
※防音室の使用はご予約されたお客様のみのご対応となります。ご来店予約の際にご使用希望の旨をご記入下さい。
※楽器については相性などがございますので、可能であればご自身の楽器を直接お持ち込みいただくことをお勧めいたします。

お取り扱い商品のご紹介

続きましては、RPMスタッフチョイスのペダルを具体的に、テーマやブランドに分けてご紹介させて頂きます。

空間×飛び道具で個性的でフィジカルなサウンドメイクを!

テーマ概要:
個性的な空間エフェクターは制作環境に刺激を与えます!
ギターやシンセサイザーから直列で使うのはもちろん、最近の機種はラインレベルの入出力に対応したモデルもあり、DAW制作環境にも取り入れやすくなっていたりします!

【VONGON (ボンゴン) 】

ブランド概要:
VONGONは2020年にカルフォルニアで設立されたメーカーで、ユニークでレトロな美しさと、高品質でモダンな技術を兼ね備えた製品が魅力です。VONGONのペダル達はヴィンテージサウンドにインスパイアされつつも現代的な要素が盛り込まれており、個性的でありながらも使いやすい点が特徴です。

Ultrasheer
1970年代後半の初期のデジタル・スタジオ・エフェクト・ユニットにインスパイアされたステレオ・リバーブとビブラートのコンビネーション
1978年製 Lexicon 224のプレート・リバーブ・サウンドに基づいて設計されたリバーブエフェクターです。デジタル処理は16ビットにダウンサンプリングされ、深みのあるサウンドキャラクターを形成します。
リバーブに加えてデジタルピッチシフターの「VIBRATO」機能が搭載されており、空間に更なる深みを与えることが可能です。

Polyphrase
1970年代の初期プロト・デジタル・ディレイにインスパイアされたステレオ・エコー&ループ・デバイス
Lexicon Prime Timeのような1970年代の初期プロト・デジタル・ディレイにインスパイアされたステレオ・エコー&ループ・デバイスです。
左右のディレイタイムを2つの独立したSLIDERでロックすることができ、各チャンネルが別のチャンネルとオーバーラップするにつれて、常に変化するサンプルのオーディオを生成する無限フィードバックループになります。これによりPolyphraseは、スティーブ・ライヒの代表的なテープ作品 “Piano Phase “に見られるようなハーモニック・オシレーションを実現できる探求のためのツールになります。
Ultrasheer と同様に、サインまたはランダム波形によるエコーピッチモジュレーションが可能です。
リッチでダビーなリズムのリピートからメタリックな共鳴フランジまで、あらゆるサウンドを作り出すことが可能な高品質なディレイです。

Paragraphs
アタック、ディケイ(AD)エンベロープ・ジェネレーターを備えたアナログ4極レゾナント・ローパス・フィルター
シンプルさと柔軟性を重視して設計された、アタック、ディケイ(AD)エンベロープ・ジェネレーターを備えたアナログ4極レゾナント・ローパス・フィルターです。
LOW PASS FILTER回路の心臓部はAS3320アナログ・チップで、Sequential Prophet 5、Pro-Oneモノシンセ、Elka Synthex、LinnDrumなどのアナログ・クラシックで使用されたものと同じコンポーネントの現代的なレプリカです。自己発振も可能で、単体で強烈な音を生み出す様はもはやシンセです。
フィルターとエンベロープの組み合わせという、シンセサイザーの一部を引っこ抜いたような珍しいペダルですが、オーディオーソースをよりパーカッシブなサウンドに仕上げたり、過激で破壊的なサウンドに進化させたりと様々な使い方ができます。

Paragraphs II
最新世代の4ポール共振ローパス・ステレオ・フィルター・エフェクト
paragraphs IIは「Paragraphs がステレオになった」という訳ではなく、内容は全くの別物となっています。
ステレオ入出力を備えた4ポール共振ローパスフィルターエフェクトで、演奏のダイナミクスに応じてモジュレーション機能が反応し、ステレオの深みを加えることに重点を置いています。
LFOやエンベロープフォロワー(入力レベルに応じてフィルターが変化する)、trigger(入力に応じてエンベロープが開始される)といった方法でフィルターをモジュレーションさせることができるのですが
LFOは左右で位相が反転していたりなど、それぞれのアルゴリズムで独特なステレオ効果を生み出すことが出来ます。
フィルターのサウンドは「クリーミー」といった表現がピッタリな、気持ちの良い減衰感を味わうことが出来ます。

【Strymon (ストライモン) 】

ブランド概要:
Strymon は言わずと知れた高品質ペダルメーカーで、ギターペダルとして使用の他にも、シンセやレコーディング、プロダクションなど様々な場面で活躍してきました。
ナチュラルリッチで奥行きのある太いサウンド、巷に溢れる小手先だけのサウンドとは一線を画す確かな音質、大幅な小型化と操作方法の改善に成功した「最新鋭機」は、世界中のアーティストから賞賛されています。
残響音にピッチシフトを組み合わせ倍音を追加することで、煌びやかな空間演出を生み出せる「Shimmer Reverb」の生みの親で、あらゆるエフェクターブランドに影響を与えました。

Bigsky MX
2つのリバーブを同時使用できる、32ビット浮動小数点演算プロセッシングの高音質リバーブペダル
strymonの名機「Bigsky」を大幅に進化させた「Bigsky MX」は、エフェクトの同時使用数が2つに増えた他、IR 再生機能も追加され、「Cloud」「Bloom」といった従来のアルゴリズムも処理能力の向上により強化されています。
あらゆるシュチュエーションに対応できる汎用性の高さと、strymonの誇る高音質・高品質なサウンドが魅力です。
リバーブペダルの導入に悩んだら、まずはStrymonを試してみるもありです!

NIGHTSKY
リバーブサウンドにピッチやハーモニクスの操作や、シンセライクなフィルタースイープを加えることができる、実験的かつ強力なシンセシス・リバーブ・マシン
NIGHTSKYは、より実験的で挑戦的なリバーブサウンドを作り出したい方にぴったりです。ローパスフィルターやステップシーケンサーといったシンセサイザーのような機能が多く盛り込まれており「空間をシンセサイズする」感覚で音作りを行なっていくことが可能です。
shimmerを用いたピッチやハーモニクスの操作は、音楽的なスケールインターバルをハーモニクスシフトに反映することができるため、リバーブを含めたサウンド全体のピッチが整った、非現実的で煌びやかなサウンドを作ることができます。

TIMELINE
12台の異なるディレイ・マシーンを内蔵した、スタジオ級のディレイ・ユニット
TIMELINEは多種多様なサウンドに対応できる、ディレイの万能機とも言えるペダルです。
シングルヘッドタイプのテープ・エコーが完璧に再現された「dTAPE Echo」、アナログBBDチップの全特性を確実に再現した「dBucket Delay」といった従来のアナログサウンドを忠実に再現したものから、フィルターをディレイの前後どちらにでも挿入することができる「Filter Delay」、ディレイ音をボリュームペダルで操作した様な立ち上がりで再生する「Swell Delay」といったstrymonならではの個性的なアルゴリズもあります!

【OTO MACHINES (オト マシーン) 】

ブランド概要:
OTO Machinesはフランスのパリを拠点に、ハイスタイルなプロセッサーや、デスクトップのミュージック機材を開発しているブランドです。
初期デジタル・サウンドの太くオーガニックなサウンドに注目し、当時のAD/DA技術に最新のモダンテクノロジーを融合させたデスクトップのエフェクトプロセッサーは、その直感的なパフォーマンス性で多くのクリエイターの注目を集めています。
個性的なサウンドメイクを求めるクリエイターのパフォーマンス、レコーディング環境に新しい可能性を与えてくれるスタイリッシュな音楽機材ブランドです。

古いデジタルエフェクターは、操作が難しかったり、修理が行えなかったり、そもそも入手が困難であったりと、実際に運用する難易度が高い点が難点です。
OTO Machines の製品群は、それらのサウンドを再現しつつ、扱いやすい現代的なハードウェアに落とし込んだ製品となっており、非常におすすめです。

BIM
1980年初期のスタジオ・デジタル・リバーブのファットで派手なサウンドに注目したデスクトップ・リバーブ
初期のデジタル空間系エフェクトは、当時の性能的限界の影響により特有のザラついた質感を持っています。音楽環境全体の高音質化が進んだ現代において、その特徴が魅力として映るようになり、そのサウンドが再注目されています。
BAMは70年代後期~80年初期のデジタル・リバーブ(EMT250やLexicon 224など)の持つ、太くて派手なサウンドの特徴を持ちつつ、そのサウンドが現代的な機能性とクオリティを持ったハードにまとまった製品になっています。
また、BAMの魅力はデジタルサウンドのみでなく、ハード特有のアナログ回路にもあります。入力ゲインを上げると温かなアナログの歪みが加わり、非常に濃密なリバーブサウンドが出来上がります。

BAM
1980年代初頭の12bitデジタル・ディレイを再現した、デスクトップ・ユニット
80年代に活躍したスタジオ・ディレイ・プロセッサーを、現代のテクノロジーで再現したステレオ仕様の「ステレオ・ディレイ・ユニット」です。
12bitのAD/DA変換とアナログ回路に徹底的にこだわり、BAMと同様、音楽的で太いサウンドを実現しています。

【Eventide (イーブンタイド) 】

ブランド概要:
米国Eventideは、デジタル・オーディオ・プロセッシングの老舗的メーカーで、ハーモナイザーという名称で知られるピッチコントロール技術を発明した数々の独創的なエフェクト技術を持つメーカーです。

H9 MAX
H9 MAXは、1台でEventideのハイクオリティストンプボックス、TimeFactor、ModFactor、PitchFactor、Spaceに収録されたエフェクトアルゴリズムに加え、H9独自のアルゴリズムを使用することができるエフェクトペダルです。
全てのアルゴリズムを収録し、さらに今後リリースされるアルゴリズムも全て無料で使用することの出来る、究極のH9です。
圧倒的な機能性を持ちながらコンパクトで、シンプルな1ノブのユーザーインターフェースを実現。各エフェクトアルゴリズムの多彩なパラメータを簡単にコントロールすることができます。

ROSE
ROSE Modulated Delayペダルは DELAY 、FEEDBACK、FILTER などの6つのノブを備え、ディレイタイムを乗算するマルチプレイヤー・ボタン、フェイズ、インバート、ボタン、リバース、プレイバック・ボタン、5種類のモジュレーション、ソースの選択ボタンなどを装備。5種類のプリセットの切り替えや、外部からのMIDIコントロールにも対応しています。

 

【Source Audio (ソース オーディオ) 】

ブランド概要:

Source Audioはマサチューセッツ州ボストン近郊を拠点とするギター用エフェクターメーカー。
エレキギター/ベース用モジュラー・エフェクターや、ペダル・フォーマットのモジュラー・ラック・シンセサイザーなど多数リリースしており、独自のプロセッサー・チップとDSP(デジタル信号処理)を使って作られた高音質なサウンドに定評のあるブランドです。

ARTIFAKT

Artifakt Lo-fi Elements は、かすんだ音、引っかき傷のような音、ぐらついた音、壊れた音など、Lo-Fi」という言葉を象徴するあらゆる音色を網羅したエフェクトペダル。

レーコードノイズや、ラジオから流れるような音質にできたり様々なLo-fiなテクスチャーが表現できます。

ポストプロダクション的な要素を前段階に持ってくることで、また新たなインスピレーションが掻き立ててくれるペダルです!

一見飛び道具的なイメージが強いですが、一つ一つクオリティの高い音質で、設定次第で空間系、フィルター系エフェクトとして通常使いできる懐の深さも魅力!

特に「VINYL」モードmaj9th コードを鳴らすだけでチルサウンドを楽しめるのでオススメ!(永遠に弾いてられます笑)

ぶっ飛びたい方は「GLITCH」モードの飛び交う音の制御不能感を是非体験してみてください!

 

 

 

【Meris (メリス) 】

ブランド概要:

アメリカで誕生した“Meris(メリス)”は高いサウンドデザインとクオリティを両立させるDSPの技術力。
使用する楽器を選ばず、シンプルに複雑かつ濃密なサウンドを実現する発想力が融合した製品を生み出しています。

 

Hedra

「今まで」のサウンドから、「今までに無いサウンド」までを生み出す 3ボイス・ピッチシフター

壮大なハーモニー、ピッチボイスのディレイ、ワイドなコーラスサウンド and etc…DAWプラグインやラックマウントのエフェクターでも複雑なルーティングや細かいパラメーターの操作をする必要があることも、HEDRAはいとも簡単に成し遂げてしまいます。

また、エクスプレッションペダルを用いることでギターサウンドはワーミーペダルにも、シンセサイザー的なエキセントリックなサウンドに多様に変化します。

Ottobit Jr.

クラッシックなゲームマシンに搭載されているSIDチップのサウンドを再現しつつ、アナログシンセとシンセフィルターを組み合わせたビットクラッシャーペダル。
Stutter(波形編集で切り刻んだようなリピートサウンド)・シーケンス機能は画期的で、
Stutterサウンドをピッチ、フィルター、クラッシュをそれぞれシークエンス(8ステップ)させ、チップチューンのようなサウンドを実現できます。

さらにラインレベルにも対応しているので、シンセやボーカル、楽曲制作にも威力を発揮します。

 

歪み×プリアンプで、卓上の極上アナログサウンドを!

テーマ概要:

ギター宅録時の定番アイテムでもあるアンプシミュレータですが、RPMでは、デジタルでは得られ難いアナログの質感部分と、キャビ、マイキングを容易に再現可能なデジタルならではの利点等を踏まえ、「ギター用プリアンプ + CABシミュレータ(IRローダー)等」の組み合わせを想定した、オススメアイテムを厳選してご紹介!

さらに相性の良さそうな歪みペダルも、一緒にセレクトさせていただきました!( 担当K.Kの趣味性強めですが(笑))

【ORIGIN EFFECTS (オリジン エフェクツ) 】

ブランド概要:

2012年設立の英国エフェクターメーカー。創業者のSimon Keats氏がUrei 1176 Studio Compressorを修理していたことをきっかけに、他のストンプ型コンプを凌駕する、非の打ち所がないサウンドを生み出すペダル設計を始めたことが起源。

定番モデルとしてペダルコンプ「Cali76」や、ペダルドライブ「REVIVALDRIVE」を生み出し、直近ではクラシック・ストンプにインスパイアされた新たな「Halcyonシリーズ」等が人気を博しています。

Halcyon Green

TS808 TubeScreamerにインスパイアされたオーバードライブペダル。

TS808特有の中音域、歪み感を持ちつつも若干明るめのペダル。というのが最初の印象でしたが、
オリジナルのTSがこもっている印象をお持ちの方も、むしろそこがTSの良さでしょ、という方も、

・MODスイッチON/OFFでの音抜けプラス
・TONEの調整
・DRYコントロールツマミの調整

といった方法で抜け感を調整出来ますので、意外と音作りに幅のあるTS系ペダルです!
さらに、ADAPTスイッチによりギターボリュームを絞った際に、明瞭さと太さが残り、ニュアンスも作り易くなります!

TS系は数多とありますが、一度チェックしてみてください!

 

Halcyon Gold

Klon CentaurをベースにORIGIN EFFECTS独自のアダプティブ回路を備えたクラシックなオーバードライブペダル。

本家の特徴でもあるミドルの押し出し感はありつつも、Halcyon GOLD本体のSNの良さから本家よりもクリアなサウンドが魅力のモデルです。

本シリーズの特徴でもあるアダプティブ回路「ADAPTスイッチ」をONすることで、ギター本体のVolを絞った際に、中域のボイシングが徐々にフェードアウトすることで、通常篭ってしまう高域が減衰することなく、抜けの良いクリーンサウンドを維持出来ます

クリーン〜クランチをギターVolでコントロールして、ドライブ感を調節しながら演奏するスタイルのプレイヤーには、「ADAPT」機能が好まれることが多いのではないでしょうか!

本体のLEVELツマミの音量が結構高く設定されておりますので、上記「ADAPT」機能と、DRYコントロールツマミで音の輪郭をコントロールしつつ、アンプサウンドをプッシュするようなブースター、プリアンプ的に使用するのが個人的にはオススメです!

 

Halcyon Blue

90年代初期のMarshall Blues Breakerペダルにインスパイアされたオーバードライブペダル。

クリーン〜クランチまで、ローゲインでいて所謂トランスペアレントな歪みペダルです。
レンジが広く、アンプサウンドをナチュラルにプッシュしてくれるサウンドです。元々ローゲインではありますが、歪みが足りない場合は、MODスイッチをONすることで、レベルと共にゲイン量もブースト出来ます。

「ADAPTスイッチ」により、ギター本体のVolを絞った際に、高域成分を残して抜けの良いクリーンサウンドが出せる部分は、Halcyonシリーズ共通ですが、この3機種の中ではクリーン〜クランチへのサウンドが一番ナチュラルで、個人的には一番好きなペダルです!

基本的なサウンドをこのBlueで作っておいて、リードサウンドが欲しい時に、Gold or Greenを繋いで歪み量や太さをプラスするサウンドもオススメです!

 

【Tubesteader (チューブステダー) 】

ブランド概要:

カナダのモントリオールを拠点として、ハンドメイドで真空管ギターペダルを制作しているメーカー。

Beekeeper

Robben FordのDumble Overdrive Specialアンプにインスパイアされた、真空管を搭載した2chペダルプリアンプ。

12AX7真空管は「CLN」チャンネルに1本、そして「OD」チャンネル用にも1本搭載されていますが、実はそれぞれチャンネルは独立ではなく、「OD」チャンネルは、「CLN」チャンネルの真空管を通った後「OD」チャンネルの回路とカスケード接続されています。

これにより、ODチャンネルはODツマミだけでなく、「CLN Vol」と「OD Vol」の両方をコントロールしてODサウンドを作る仕組みとなっています。

ここがミソで、「CLN」チャンネルのサウンドをブレンドすることができますので、ドライブ量を決める「OD」ツマミと両Volのバランスをとることで、ODチャンネルで芯があり粘りのある歪みサウンドを作っていただけます!

また、「CLN」チャンネルはチューブらしい倍音を含んだサウンドで、敢えてBeekeeperをクリーンなプリアンプと見立てて、前段にTS系等の歪みを繋いでドライブサウンドを作るのも、個人的にオススメです!

後段にUAのOX Stomp等のキャビシミュ、IRローダーを繋いでライン出力で利用するのも全然有りでした。

 

【DSM & Humboldt (ディーエスエム & ハンボルト) 】

ブランド概要:

新進気鋭の南米チリのエフェクターメーカー。

SIMPLIFIER X

「ZERO WATT REVERB STEREO / DUAL AMPLIFIER」​

ギターアイテムとしてカテゴリ別けするのであれば、所謂アンプシミュレーターの部類に属するものですが、「ZERO WATT REVERB STEREO / DUAL AMPLIFIER」の名称の通り、内蔵のステレオデジタルリバーブ以外は、アナログ回路で構成されており、遅延の無いレスポンス、弾き心地、挙動は「正にアンプそのもの」と言っても良いぐらい、ご機嫌なサウンドです!(笑)

デジタル系のアンシミュを使っていて、レスポンス部分やサウンドに違和感を感じている方は、ぜひ一度お試しいただきたいアイテムです!

仕様としては、AMP A(高ゲイン系)と、AMP B(クリーン/クランチ系)の完全独立2チャンネル。上から順に「PREAMP」「POWER AMP」「CABSIM」のブロックで構成されていて、アンプ2チャンネルにそれぞれ、AC系/Fender系/Marshall系の3種類のType が用意され、

「Fender系のPREAMP」 + 「マーシャル系のPOWER AMP(EL34系)」 + 「1×12コンボのCABSIM」

といった感じの組み合わせも簡単に試すことが出来ます!

また、本体横には3種のモード切り替えスイッチにより、AMP A(or AMP B)のPRE AMP/POWER AMPに対して、AとB、別々のCABISIMを使用してステレオで出力する、なんてこともこれ1台で出来ちゃいます

さらにSend/Returnも用意されておりますので、何気に色々と対応できます。

設定に関しては、デジタル系のアンシミュみたく階層は深くなく、見えているツマミ、スイッチが全てなので、機能さえ把握していればストレスなく利用できる点もオススメです!

レコーディング目線で非常に戦力となるアンプですが、A/Bアンプ切替&リバーブOn/Off用のフットスイッチも付属していますし、実機アンプさながらのこのサウンドは、ライブパフォーマンス使用でも耐え得るアイテムではないでしょうか?

 

【Friedman (フリードマン) 】

ブランド概要:

トップ・プロギタリストのアンプメンテナンス等を行なっていた Dave Friedman 氏が立ち上げたブランド。

最も有名なのは「BE-100」という真空管アンプで、Marshall 系モディファイの経験をもとに作られたロックサウンドが評価されています。

IR-X Dual Tube Preamp

先ほどの「BE-100」サウンドがペダルサイズで鳴らせるのがこの「IR-X」。

外観からはパッと見で分かりませんが、なんと2本のプリチューブ管 (12AX7) を搭載!

チャンネルは2つあり、それぞれにブースターも用意されているので、クリーン〜モダンハイゲインまで、これ1台でかなり幅広い歪みのバリエーションが作成できます。

特にハイゲインサウンドが絶品で、低音が力強いながらタイト!ブリッジミュートが気持ち良すぎます。

また驚くべきことに「キャビネットIRローダー」も搭載!

ファクトリーIRの他、自身で用意したIRもロードすることができ、プリアンプ〜キャビネットまでの音作りがこれ1台で完成します。

あとはバランスアウト端子をオーディオインターフェースへ接続するだけで、実機アンプさながらのサウンドを録音できちゃいます。おそろしいペダル!

そしてダメ押しの「USB 端子」「MIDI 端子」を搭載!

PCの専用エディターソフトや、外部のMIDIコントローラーがあれば、最大128個のプリセットの保存/呼び出しに対応します。

スタッフ KR 一押しのペダルです!


 

IR-D DUAL TUBE PREAMP

「IR-X」に続いて、同じようなデザインで発表された第二弾の商品が「IR-D」。

真空管を搭載している点や、2つのチャンネル/ブースター、IRローダー搭載などの基本スペックは「IR-X」と同様です。

「IR-X」との違いはプリアンプ部となり、「BE-100」と対をなす同社の「Dirty Shirley」という真空管アンプを元にしています。

いわゆる JTM45 タイプのクランチサウンドを得意としておりますので、

ゴリゴリに歪ませるよりは、ピッキングのニュアンスを残してブルージーなフレーズを奏でたいという方にオススメです!

正直、「IR-X」も「IR-D」もどっちも欲しい!笑

 

【Things (シングス) 】

ブランド概要:

Beyond シリーズをはじめとした、アナログにこだわった真空管エフェクターブランドでございます。

真空管が挿さっている製品デザインは、インパクト大!

Beyond Tube Buffer 2S

12AU7 真空管を搭載したバッファーペダル。

バッファーとは、ノイズや減衰に弱い「ハイインピーダンス信号」を、それらに強い「ローインピーダンス信号」に変換するものですが、

その効果に加えて、真空管の艶や、立体感を得られる逸品です!

アンプシミュレーター等で、音が平面的だな〜とお悩みの方に、ぜひお勧めしたい一品です。

筐体側面に小さなツマミがあり、そこで真空管による増幅具合を調整可能。

ツマミはどの位置でも「使えるサウンド」になっているのが驚きですね!

ペダルボードの初段に置くことで、サウンドがワンランクアップすること間違いなし!

 

Beyond Tube PreAmp 2S

12AY7 真空管を搭載したプリアンプペダル。

先ほどの Beyond Tube Buffer 2S とは違ったタイプの真空管が搭載されていますね。

treble / mid / bass の3バンドイコライザーを備えており、積極的に音作りをすることが出来ます。

特に、真空管によって得られる煌びやかさをプッシュするように、trebleを上げ目にしたセッティングしたときが絶品!

シングルコイルのギターをメインに使っている方は、この鈴鳴りサウンドは絶対に好きだと思います。笑

DI BOXや電源アイテム、シールドをこだわれば鬼に金棒!

テーマ概要:

制作サイドのお客様からは、「音の品質」自体を高められたいというご要望を多く頂きます。

なんだか音が痩せている気がする、なんだかノイズが多い気がする、そんなお悩みを持った方への処方箋がこれらのアイテムです!

ペダルもこだわって、周辺アイテムもこだわれば、鬼に金棒、ベストな制作環境の出来上がりです!

 

【DI BOX】

Acme Audio / Motown D.I. WB-3

GRACE design / m303

oz design / Ultimate DI

Pueblo Audio / OLLA

RADIAL / JDI MK3

RADIAL / J48

Rupert Neve Designs / RNDI

Umbrella Company / SIGNALFORM ORGANIZER

 

【電源アイテム】

低価格ながらアイソレート仕様となっており、汎用性の高い Vital Audio 製品を取り揃えました!

本企画の試奏対応も、これらのパワーサプライを用いて対応させて頂きます。

Vital Audio / POWERBASE VAPB-45M

Vital Audio の最新作!スノコ型のボードに、パワーサプライを内蔵したという画期的アイテム!

DCアウトの他、現代のニーズに合わせてUSB端子も搭載。

・譜面ソフトや、エディットアプリなどを立ち上げたスマートフォンなどの充電

・LEDライトを取り付けて、足元を照らす

といった使い方も可能となっており、制作にもライブにも嬉しい仕様です。

 

Vital Audio / POWER BASE VA-15AC

DCアウトの他、ACアウトも搭載した大型のパワーサプライ!

現代のマルチエフェクターは専用ACアダプターで駆動することがほとんどのため、

アナログコンパクト(DC供給) と、デジタルマルチ(AC供給) を一挙にまかなえるこちらの商品は、宅録環境にうってつけです!

 

Vital Audio / POWER CARRIER VA-05 MKII

Vital Audio 製品のなかでは、最も小型のパワーサプライ。

小型・低価格ながらフルアイソレート仕様のため、はじめてのペダル導入の手助けとなるアイテムです。

 

【シールド】

ACOUSTIC REVIVE / GB-TripleC-FM

ANALYSIS PLUS / GENESIS PURE

OYAIDE / Ecstasy Cable

Colossal Cable / BROOKLYN INSTRUMENT CABLE

Colossal Cable / SWEETFATS INSTRUMENT CABLE

Colossal Cable/COLOSSUS SPEAKER CABLE

 

【MIDI コントローラー】

RJM / MASTERMIND LT

HOTONE / AMPERO CONTROL

企画のご注意点

当店 (Recording Proshop Miyaji) は、通常のギターショップ等とは異なりますので、在庫を空けてご試奏して頂くのではなく、ご試奏専用の個体を準備していることがございます (ブランド/製品によって状況は異なります)。
そのため、ご試奏後そのままお買い上げ頂けない場合がございますので、あらかじめご注意ください。
なお、在庫が別にありましたらすぐにご販売が可能です。在庫状況につきましては、都度お問合せくださいませ。

 
当店 (Recording Proshop Miyaji) にも、試奏用のギター、ベース、シンセサイザーのご準備はありますが、やはり相性というものがございます。
ぜひお客様が保有されている楽器をお持ち込み頂くことを推奨致します。

 
ご試奏につきましては、店頭もしくは防音室でのご対応となります。
防音室は一部屋しかございません。防音室利用希望の際はあらかじめご予約をお願い致します。

まとめ

いかがでしょうか。
お取り扱い商品はお客様のご感想をもとに、これからもアップデートしていく予定ですので、ぜひ定期的にこちらのページをチェックしてみてください。
お問い合わせやご来店予約も、ぜひお待ちしております。下記のフォームよりご連絡くださいませ。

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