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持ち運べるレコーディングブース「ISOVOX Go」見参!!
持ち運べるレコーディングブース「ISOVOX Go」見参!!
皆さんご存知のパーソナル・レコーディングブース「ISOVOX 2」。
私が入社する以前からRPM店頭に勇ましく立ち続けている「ISOVOX 2」先輩ですが、そんな彼にもついに弟が誕生しました。
「ISOVOX 2」の理念をそのままに、持ち運びしやすく設計された新しいラインナップ、その名も・・・
「ISOVOX Go」です!
「ISOVOX Go」とは!
「ISOVOX 2」と同様、不要な室内音やノイズがマイクに入るのを物理的に防ぎ、よりクリーンな録り音を実現するために開発されたスウェーデン発のパーソナル・レコーディングブースです。
「ISOVOX 2」と違う点は、持ち運びに特化した軽量モデルということ!
「ISOVOX 2」とはブースの素材が異なり、遮音性能は「ISOVOX 2」ほど高くはありませんが、吸音性能は健在。
そして驚くほど軽量化されています!
ちなみに遮音という観点のみで見ると、
- 「ISOVOX 2」は最大-35dBの遮音性能
- 「ISOVOX Go」は最大-10dBの遮音性能
となります。
「ISOVOX 2」の方が遮音性能は高いですが、素材が厚く重いため、移動や持ち運びに難儀する部分もあります。
対する「ISOVOX Go」は、遮音目的は強く望めませんが、音響改善性能は健在。
その上、軽量化が図られているため持ち運び・組み立てがとても楽です。
持ち運び専用のキャリーバッグも付属しており、全てのパーツを楽々収納できます。
これならRPM屈指の運動嫌いで名高い機材王アダチー☆でも問題なく家まで持って帰れます!
例えば、一般的なマンションやアパートの一室や、安めのリハスタやレコスタでレコーディングをする際等に、持ち込んで使う事ができます。
「ISOVOX 2」だとやはり重厚な作りとなっているので持ち運びが難しく、また、組み立てにも少し時間がかかります。
組み立て時間の省略と持ち運びの利便性を取るなら、良い選択肢となり得るのではないでしょうか。
内容・組み立て方
見た目こそ「ISOVOX 2」に似ていますが、素材や組み立て方は少々異なります。
まず全体のパーツを見てみましょう。
- 本体横壁パーツ(写真一番右)
- 本体奥壁・上壁パーツ(写真真ん中)
- 本体床板・マイクポール、マイクホルダー(写真上)
- 付属品/スタンド、ライト、キャリーバッグ、スタンドケース(写真左)
(※写真には写っていないのですが、上記と別に、付属品としてマイクポール用のナット×2、マニュアル、ISOPLUG Goソフトウェアギフトカードも同梱されています)
組み立ては簡単!
①まずスタンドを立てて、
②スタンドに床板を取り付けた後、横壁も取り付けます。
横から見ると現段階でこんな感じです。
※ISOVOX2のようなマジックテープ、チャックで取り付けるのではなく、レゴブロックのようなはめ込み式となります!
③その後、本体奥壁・上壁パーツを取り付けて、
④ライトを奥壁に、マイクポールをナットで固定すれば、完成です。
一人でも5分程度で簡単に組み立てられます!
組み立て方については、下記リンクのとおり動画でもご確認頂けますのでご参照ください。
まとめ
持ち運びに特化した今回の「ISOVOX Go」は、音響の悪い一般的なアパート・マンションの一室でもスタジオ品質のボーカル録音が可能です!
店頭に設置しておりますので、興味がある方はぜひ店頭までお越しくださいませ!
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