Review
もしもAPIモジュールを3台しか選べないならこれを買う2023 !!「スタッフ:KA」編
<キャッチコピー!>
2種のマイクプリと万能コンプでルックスとクオリティを両立!
<製品3モジュール>
LOOPTROTTER Audio Engineering/SATurAMP
Chandler Limited/Little Devil Compressor
<この組み合わせを選んだ理由!>
3モジュールを選ぶという時に、色で選ぼうという理由からのモジュール選びでしたが、3モジュールのセレクトは信号機の赤黄青色。
これに合うモジュールを選出していく形になったのですが、単純な色だけでの選定ではネタにしかならないことで、製品のクオリティも満足できるものをチョイスして、行き着いたのが上記3モジュールでした。
マイクプリとして2機種を選んだ形ですが、1つ目は「maag audio PREQ4」。
maagといえばEQ4で、イコライザーのイメージが強いと思いますが、maagならではの「AIR BAND」を搭載したプリをぜひ入れたいということでの選出です。
透明感あるサウンドに、独特な空気感をあたえるAIRBAND。ボーカル、アコースティックギターなどの収録に。
2つ目は黄色ということでLOOPTROTTERしかないだろうと半ば強制的に決まった形ですが、INST入力もある「LOOPTROTTER/SATurAMP」をチョイス。
maag PREQ4がクリーン系のプリとして、チョイスしたところでのサチュレート系のプリとキャラクターがかぶらない点や、PREQ4、同社のSAT500とは違い、HI-Z Inputを持ったSATurAMPを選ぶことで楽器を直接挿してレコーディングもできます。
いい形のアナログ感を出すにはコレだ。という形でした。
3つ目のモジュールにはコンプ。
最後の赤は漠然とChandler LimitedのLittle Devilシリーズだろうと、ネタの色縛りで選出に困るかと思いきや、このシリーズはプリ、EQ、コンプが用意されており、3モジュールしか選べないということならコンプ「Chandler Limited/Little Devil Compressor」を選択。
絞り込みで選出された感満載なのですが、この機種は以前、当店の試してみたブログでも取り扱いをしたコンプで、「Bypass時と繋いだときの音の変化の無さ」がこのシリーズの最大の特徴です。
音色変化をあまり感じさせないながらも、メーターを見ればその効果がわかります。
他のスタッフと違って、3モジュール全てを1つのシグナルチェーンとして使うことは想定しておらず、状況にあわせてモジュールを使い分けます。
青黄赤という色のルックスだけでなく、それぞれの製品クオリティでしっかりオススメの3モジュールです。