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話題の製品を実際に試してみたらこうだった!「TK AUDIO/BC1-THD」

TK AUDIOはスウェーデンの技術者によって2008年に設立されたブランドです。よりモダーンかつヴィンテージのエッセンスも盛り込んだ新しいデザインの機器を手頃な価格帯で展開するコンセプトを徹底しています。

同社初の製品、BC1(ステレオ・バス・コンプレッサー)がヨーロッパのスタジオで高い評価を受け、一気に知名度を上げました。

今回はTK AUDIOの代表的なコンプレッサーである「BC1-THD」を試してみました。

ルックスをチェック!

まず目を引くのはクリアに光るVUメーターとINスイッチが目を引きます。
ノブの触り心地もクリック感もあり、リコール性も良好です。
左からスレッショルド、Extサイドチェイン、レシオ

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HPFスイッチ(上80Hz下150Hz両押しで220Hz)
倍音感をコントロールするTHDスイッチ,Grabスイッチでは全てのレシオ設定でよりハードなスレッショルドニー

にすることができます。

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次にアタック、リリース、メイクアップゲイン、コンプのブレンドとなります。

また面白いのがブレンドスイッチのとなりのMuteスイッチです。

このスイッチを押した状態でブレンドノブを左に回して行くとレベルが下がっていき左に絞りきるとミュートされます。

BC1-Front3

いよいよサウンドをチェック!

試聴機材

■DAW:ProTools
■オーディオI/O:AVID/MTRX
素材は

●生ドラムサンプル

●エレクトロドラム

をそれぞれコンプ無しから徐々に過激な処理の例として収録してあります。

いかがでしょうか?

SSLやAPIなどのソリッドステートならではの締まった音色をベースに倍音感やスレッショルドニーをを付加でき、幅広いサウンドを聞かせてくれます。

総評

手の出しやすい価格ながら、音質面やライト、ノブの機材そのものの質感までもコストダウンを感じさせない作りはさすがの一言です。

トータルコンプとしての使用はもちろんの事、ドラムなどのサブバスや、RECでのステレオソースなどシーンを選ばないで使ってみたいと感じさせる力作コンプです!

製品・販売価格一覧
TK AUDIO/BC1-THD


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