宮地楽器 x WAGNUS.コラボ企画！「ADV.Turbo」用に専用開発！WAGNUS.イヤホンケーブル「Recipro」とのオリジナルセット発売！

turbo+recipro

宮地楽器 x WAGNUS.コラボレーション企画！

2022年12月に開催されたオーディオイベントにて、世界初お披露目となり高い評価を得たADV.の新作イヤホン「Turbo」。

1基で8基のBAドライバーに匹敵するという新開発された新しいダイナミックドライバー「スタジアム・ダイナミックドライバー」を搭載した1DD+2BA構成のハイブリッドイヤホンで、発売前から話題となり、発売開始となった今もなお注目を浴びています。

そのイヤホンに対して、親交の深いオーディオケーブルブランド「WAGNUS.」に、専用ケーブルを製造依頼。Turboの魅力を引き出す専用オプションケーブルが完成しました。

Turboの基本的なサウンドキャラクターは残しつつ、そのサウンドを昇華するスペシャルケーブルで、より多くの感動体験をあなたに。

ADV.ブランド紹介

ADV_LOGO

Turboの前に、まずはADV.のブランドがどういったブランドなのかを紹介していきましょう。

ADV.は2015年にADVANCED SOUNDというブランド名でスタートし、M4という有線イヤホンにてデビューしました。「DESIGNED FOR MUSCIANS」というスローガンのもと、現在、過去、未来の全てのミュージシャンに対する敬意、そして全てのオーディオマニアの為の熱意と情熱をポリシーとしています。

その後、寝イヤホンというジャンルで圧倒的大ヒットとなった名作イヤホン「Sleeper」にて、その名を広めることとなりました。Sleeperは約2,000円で手頃な価格で購入ができる製品でしたが、その一方でM5シリーズというハイエンドなイヤホンも展開している技術力のあるブランドです。ADV.は誰でも最高品質のサウンドを体験できるように創造的な手法と最新の技術によってオーディオ機器ブランドの最先端であり続けることに焦点を当てています。

そんなADV.が満を辞して発売したイヤホンが「Turbo」なのです。

ADV. Turbo −新開発されたダイナミックドライバー「スタジアム・ダイナミックドライバー」を搭載−

ADV_TURBO

ADV. Turboは1基で8基のBAドライバーに匹敵するという新開発されたダイナミックドライバー「スタジアム・ダイナミックドライバー」を搭載した1DD+2BA構成のハイブリッドイヤホン。
3Dプリンターで作られたステンレス製ハウジングは車のターボチャージャーをイメージとしており、まさにターボチャージャーのような熱いパッションのあるサウンドを表現しています。
医療用シリコンを採用したイヤーチップの他、３種の変換プラグを付属していることで、幅広い再生機器への接続に対応します。

代理店商品ページURL：https://miyaji.co.jp/MID/C-audio/item.php?item=TURBO

スタジアムダイナミックドライバーとは？

ADV_TURBO_DRIVER

ADV.の開発チームが取り組んだ新しいダイナミックドライバーは10mm x7mmの楕円形ドライバーです。
通常の10mm円形ドライバーに比べ格段に小型化されたにもかかわらず、同等、またはそれ以上の高効率で振動し、幅広いレンジの音を余裕で再生します。また、この小型化により、より精密なサウンド設計を可能にしました。

1DD + 2BAのハイブリッド構成

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小型化に成功し、高効率で振動するスタジアム・ダイナミックドライバーを使ってより精細で幅広いレンジの音を創作する為、ADV.の開発チームが選んだのは2基のBA追加でした。中高域の厚みを追加する事で、広大な音場と音圧、クリアなサウンドに仕上げました。

Turbo 専用イヤホンケーブルの開発プロジェクト始動

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ADV. Turboはイベントで高い評価を受け、発売まで良い形で。製品に付属するケーブルとの組み合わせでも十分なクオリティを持ったイヤホンですが、値段は押さえながらもその実力をより昇華させるケーブルを開発したい。そんな思いから、Turbo専用オプションケーブルのプロジェクトがスタートしました。

そのプロジェクトのパートナーとして選んだのは、兼ねてより親交の深いオーディオケーブルブランド「WAGNUS.」。
宮地楽器とWAGNUS.といえば、Noble Audioが日本で取扱となった際のユニバーサルIEM/カスタムIEMの代理店の間柄。世界的大ヒットとなったKaiser 10 Universal Aluminiumに合わせて開発されたリケーブル「Resolve」を覚えている方もいるのではないでしょうか。

既存のイヤホンケーブルとの組み合わせが良いものを探す。勿論、そういう選択肢もありました。
Noble Audio企画も最初は既存ケーブルから選ぶという所からスタートしましたが、どうにもピンと来るものがなかったのです。
ならば、ここはNobleを知り尽くしたWAGNUS.に依頼するしかない。それで完成したケーブルが「Resolve」だったのです。

当時の経験が久々のコラボレーションに繋がっています。

今回の開発コンセプトは、「オリジナルイヤホンのサウンドは維持しつつも、オールマイティに使える」という内容を掲げました。
更なる音への追求は購入されたユーザーの方へ託したいということも踏まえて、2〜3万円クラスの土台でWAGNUS.へ開発依頼をしました。

イベントが差し迫っていたこともあり、試作できる期間は非常に短い中、WAGNUS.による全面サポートにより、Turboの美しいフォルムに合わせたカラーリングを含め、今回の企画ケーブル「Recipro」が完成となりました。

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「Recipro」という名前はADV.代表のPeter氏が車好きという背景も踏まえ、ピストンの往復運動を回転運動に変換することでエネルギーを得る「レシプロエンジン」を由来とし、「Turbo（ターボ）」が持つサウンドソースを効率的に増幅させるようなイメージから名付けられました。
「Recipro」はナチュラルなサウンドバランスで全体的にクセがなく、レンジは広がり、解像度や明瞭度、音のまとまりにも優れたオールラウンドな仕上がりで
Turboがもつサウンドの質をさらにワンランク引き上げる、高い説得力と純度を兼ね備えた高品位な作品となっています。

Reciproのサウンド

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オリジナルケーブルとの組み合わせのTurboはその見た目から高域がキツイイヤホンかと思いきや、少し柔和なサウンドながら解像度が高く元気の良い聞いていて楽しいイヤホンです。
Reciproに変えると、オリジナルTurboでは少し暴れていたサウンドがまとまる形で一瞬大人しい印象に変わりますが、細かいニュアンスの描写や、低域の質感などが変わる印象があります。オリジナルイヤホンケーブルと、Reciproの2つのイヤホンケーブルの音を楽しむことが出来ることでしょう。

以下はWAGNUS.によるサウンドインプレッションです。
高域はシルキーで粒子感がありつつナチュラルに溶けて消えていくような質感で、より高い所まで聞こえてくるストロークや金物音の打感、そして繊細なニュアンスも拾い上げ、特にハイハットの精確性および表現力に洗練さがあります。
中高域は抜け感に優れ、サウンドのキレ感に磨きがかかった印象です。透き通るクリア感にビートが乗り、ギター・ピアノ音のスピードレスポンスにも優れています。連符的であったり、飛び跳ねるようなサウンドシーンでも綺麗に描写します。
中域はフラットで且つより立体的になり、ギター音のコード感および分離感に優れつつも、単音やストリングスの美味しい倍音成分もしっかりと表現します。ボーカルの口元や発声の細部が鮮明に聞こえてくるようで、特にハーモニーにおける位置感と伸びが抜群です。
中低域はタイトでありながらも深みを増した豊かなベースラインがアンダーに浸透していくようなイメージで、そして低域のはっきりとしたバスドラム音のリバーブ感やキックの沈み込み、タム音の微細なニュアンスも表現し、楽曲全体のリズムに安定感をもたらします。

優れた定位感に裏打ちされた描写力と、広いレンジ感による無駄な帯域被りのないスマートさ。
明度も上がり、より拓けた印象のナチュラルクリアさ。
明瞭度の高さとシャープな精確性。
それらに加えて、音域全体の纏まりも感じられる洗練さ。
基本のTurboサウンドの長所はそのままに、ワンランク上のサウンドへと昇華しています。

詳細はこちらの記事をご覧ください。https://wagnus.exblog.jp/30287323/